鉄の靴。 ~アルミホイールへの交換~ [R/C Car [Hilux 4WD]]

お久ぶりです。
久々の更新は、久々の現行Hilux 4WDの話題です。
前回、匂わすだけ匂わしといて、ほったらかしになっていた『アルミホイール』の装着レポートです。
CR-01純正ホイールもなかなか良いけど、インターネットや、実際に店頭に並んでる数々のキラびやかな姿を見てたら、
やっぱり欲しくなっちゃったよ、アルミ。








で、今回ボクが購入したのは、クローラー系R/Cカー界では地球上最大(?)のメーカー『RC4WD』製の『Rockster』というモデル。
サイズは2.2インチのナローサイズ。直径はCR-01純正ホイールと同じなので、タイヤはそのまま使えちゃう。
ただ、『ナロー』というサイズ故に、ホイールの幅、つまり太さが違う。それと、車体に装着した時のオフセット値も違う。
あと、金属製のため、重量も当然重くなる。
これらの違いがどんな変化をもたらすのか?それは後々、写真と共に解説します。
まずは、ホイール本体をジックリ観察してみましょう。









まずは全体像。4本並べたのと、1本のドUP。
黒でアルマイト処理されたホイール本体にガキガキッとしたアルミ製のゴツいビードロックリングが装着される。
リングは12本のステンレス製キャップスクリューでガッチリ固定される。
見えにくいが、ホイール本体は太めの5本スポークデザイン。
真ん中には実車のハブを模したセンターキャップが。こちらもアルミ削り出しで、リングと同じく、ステン製のキャップスクリューで固定。
このセンターキャップは、あくまでも『キャップ』であり、車体への固定機能は持たない。
実際のホイールの固定は、このキャップを外して現れる、お馴染みの4㎜フランジロックナットが担う。つまり、ゴツいキャップはタダの飾り。そんな『飾り』が8本ものキャップスクリューで留まってるんだから、タイヤ交換がめんどくさいやね~。
ハイラックスなのに8穴(実車は6穴)なのは御愛嬌ということで。
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分解してみた。スクリューの数がハンパないので、バラすだけでも結構しんどい…。
ホイール1本の構成部品は写真の4点。この他に、リングを留めるスクリューが表裏で24本と、センターキャップを留めるスクリューが8本。
ビードロックリングは、表と裏でデザインが違ってる。気分によって違うデザインを楽しめるってことか?
もう一枚の写真は、4本のホイールから外したキャップスクリューの山。リング固定用が96本、キャップ固定用が32本の、合計132本ある。これだけでもかなりの重量でっせ、だんな。
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表と裏でデザインが違ってたビードロックリング。
良く見ると、厚さも違ってた。
左の写真の厚い方が外側用のガキガキッとしたヤツで、うすいのが内側のプレーンなリング。 
厚みで走行性能に違いが出るのかは分からないが、プレーンな内側のリングだと、CR純正ホイールとデザイン的にカブるので付け替えることはないと思う。
右の写真は、ホイール本体の表と裏の図。
左が表で、右が裏。この写真だと、ホイール自体のデザインが良く分かる。
ハブ部分はタミヤ系の12㎜六角ハブなので、CR-01やCC-01などへの装着も可能だと思われる。
各部の仕上がりも非常にキレイで、バリひとつない。
PAP_0023.JPG PAP_0022.JPG








ついでに、ホイールに2種類のリングを乗せて見比べてみた。
右のプレーンなリングの方がホイールが大きく見えるかな?
みなさんはどっちが好みですか?
PAP_0019.JPG







センターキャップの観察。
左が裏で、右が表。
小さいのに、手の込んだ工作が施されている。ホイール本体よりも加工が大変そう。
真ん中には、実車で言うマニュアルロックハブ的なモールドが。
しかし、仕上げが雑なのか、それとも材質の違いなのか、小キズが目立つ。
ま、どうせ走ればキズだらけになるからいーや。
PAP_0020.JPG









細かい観察はここまでにして、タイヤを組んでみる。
タイヤは前回の流用でプロラインのフラットアイアン。
ビードロックタイプのホイールは、タイヤとホイールを接着しないので、何度でもタイヤを交換できるのが良いところ。
組み付けは、CR純正ホイールより若干難しかったような気が…。ちょっとコツがいるかも。
それにしても、中のホイール見えなさすぎじゃね~??
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下の写真は、CR-01純正ホイールとRocksterの比較写真。
左がCR-01純正で、右がRockster。
CR-01純正より、Rocksterの方がナロー(幅が狭い)な為、タイヤがギュッと絞り込まれているのが分かるだろうか?
これにより、タイヤのサイドウォール部分のブロックが際立ち、岩登り等で高い効果を発揮するそうだ。
また、メインのトレッド面も丸みを帯びるので、路面の凹凸にピタッと密着し、グリップ性能も向上するらしい。
これらの効果は、実車のロッククローリングでも実証されている。
実車の技術をフィードバックするなんて、これはもうオモチャじゃないよね~。
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お次は、実際に車体に装着してのオフセット値の比較。
左がCR-01純正ホイールで、右がRockster。
若干だが、右のRocksterの方がタイヤがより外側にハミ出しているのがお分かりだろうか。
分かりやすく解説すると、右の写真のタイヤはトレッドパターンの中心部分まで見えているのに対し、
左の写真は、1/3程度しか見えていない。
これにより、トレッド(右と左のタイヤの距離)が広がり、車体の安定度を増す効果が得られる。
つまり、踏ん張りが効くということだ。
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『引き』の写真で見比べてみる。ちょっと写真が小さいかな。
左の2枚がRocksterで、右2枚がCR-01純正ホイール。
大胆なイメージチェンジまでとはいかないが、ホイールの存在感はRocksterの方に軍配。
CR純正の方も、前回施したハブ周りの小技が効いてリアルさUP。こっちはこっちでイイ。
アルミ買ったから、CR純正を誰かにあげようと思ってたけど、やめとこ。
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さてさて、ディティールUPや小技ばっかで、本格的にお外で走らせてないから、いつまでもピカピカキレイなHilux 4WDですが、
とうとう、お外、しかもロック、岩場でのデビュー戦に挑むことになりました。
知り合いが、お庭に作っちゃったロッククローリングコースに挑みます!
さあさあ、どんだけ走るかな~。どんだけボロボロになるかな~。
その模様は、また今度公開いたしますので、お楽しみに。


ではまた。




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