R/C Car [Mountaineer] ブログトップ

マウンテンライダーをレストア [R/C Car [Mountaineer]]

以前ご紹介した通り、タミヤの本格的なR/Cカー『30系ハイラックス』の初代モデルが発売されたのは、今から30年前。
シャーシの大部分が金属で構成され、構造や機能も実車に準じた造りであった。
しかし、当時、小学校にも上がっていないボクにとって、¥30,000を越えるオモチャなど逆立ちしても買うことができず、模型店の店先で指をくわえて憧れるのがせいぜいだった。
その後、何度かのマイナーチェンジを経て、2007年に現行型の『ハイラックス・ハイリフト』が発売。
さすがに『いいオトナ』になっていたボクは、迷わず衝動買い。チョコチョコ走らせては、見よう見まねであれこれ改造してみたりする日々が、今現在も続いているのだが、イヂればイヂるほどに、あの頃の憧れが脳裏をよぎる。

『やっぱ、ミッションはオール金属のがいいなぁ…』

何気に得意の某ークションを覗いてみると、2、3代目モデルは未組立品で20万円くらい。初代モデルは30万円越えなんてのもある。
いくらなんでも高すぎですわ~。実車の中古車買えますがな~。
と、半分諦めつつも、しつこく何ヶ月かの間チャンスをうかがっていたのだった。






数ヵ月後、ボディなしの程度の良さげなシャーシのみが出品されているのを発見。
ホイールから察するに、3代目の『マウンテンライダー』だった。
前後バンパーが欠品、お約束のゴム関係は劣化しているが、他のコンディションはGood。
オーナーの手入れも良く、実動車。
何度か入札し、¥30,000チョイで落札。
永年の夢を果たした瞬間だ。
サクサクと手続きを済ませ、『夢』の到着を待つ。





数日後、商品到着。
しっかりと梱包されていたので、心配だった輸送中の破損も無く無事。
基本的に実車と同じ構造の上、90%以上が金属製の為、20年前のキットとは思えぬほどガッチリしている。そして重い。
アチコチにうっすらとサビのような汚れが浮いているが、それはそれで逆に磨くのが楽しみ。でかいモーターや3速ミッションも健在。
何もかもが、はじめまして、だ。
下の写真がレストア前の写真。
汚い部屋での撮影で大変お恥ずかしい。
キットは、充分にキレイなんだけど、初めて見るし、いろいろ知りたいし、分解大好きなんで、バラしちゃう。
左上の写真の中心辺り、3速ミッションに刺さる3個のゴムキャップは当然のごとく欠品していたので、とりあえずビニテで塞いどいた。
同じ写真の後方、黒い荷台のようなとこ(メカボックス)に赤白のショックが乗っているが、これは、RC4WDのスケールショック(RANCHO風)で、現行ハイリフトに装着予定だったのだが、純正のフリクションダンパーが思いのほか好感触だったので取りやめ。余ったので、マウンテンライダーに付けてみようかと思ったの。
前輪と後輪のタイヤが違っているが、前輪が純正タイヤ。このタイヤ、後に発売される『ブラックフット』と同じタイヤなのだが、すでに絶版。
まあ、ヒビ割れてるし、硬化してるし、4本揃わないだろうし、まとめて別銘柄に替えちゃいます。
後輪タイヤは、モンスタービートル系のタイヤが付いてて、雰囲気近くなるかと思ってピンをカットしてみたけど、なんか違うよね~。
右上の写真のひっくり返した裏面の様子は、まんま実車だわ~。フロントのアンダーガードなんて、アルミ通り越して鉄板です、鉄板!
左下の写真はリアデフ周辺。細めのホーシングと小さめのデフケースが、それっぽい。デフ形状もリアル。ビス緩めたらデフオイル出てきそう。
リーフスプリングは実車同様、Uボルトによる固定。ホーシングとリーフの間には樹脂パーツが挟まれ、これにより若干のリフトアップがなされている。
右下の写真は、RANCHO風ショック。ショック本体と赤いダストブーツは別売で、青とか黄色もあるので、他メーカー風にも見せられる。
意外と固かったな~。
Before #1.JPG Before #2.JPG
Before #3.JPG Rancho RS9000.JPG









では早速、バラシにかかる。
始めに、タイヤ4本を外す。タミヤの通常のR/Cは、センターでロックナット1個で留まっているが、このキットは、ハブに3本のビスで固定されている。
次に、前後のホーシングを降ろす。
シャックルとフレームを切り離し、リーフスプリングごと降ろす。リーフスプリングは、現行ハイリフトやF350に比べると、非常に硬く、3枚がリベットによりカシメられている為、分解はできない。
前後のプロペラシャフトは、現行ハイリフトと同様、イモネジによるものだ。
左の写真がフロントホーシング。右がリア。下の写真は、前後並べてみたもの。
フロントのアンダーガードはホーシングに装着されている。
Removing front axle.JPG Removing rear axle.JPG
Front axle & Rear axle.JPG







次は、車体後方の黒いメカボックスを外す。
内部には、ステアリング用、シフト用、スピードコントローラー用の3機のサーボ、もちろんスピコンも格納される。完全防水ではないが、
ムキ出しよりは防塵性には優れるだろう。
写真は、降ろしたメカボックスのフタを外して、裏側から見た状態。
上の方から伸びてきている赤/白のコードはモーターに繋がるコード。ボロかったので作り直したものだ。
その左、ボックス中央の窪みにはリアアクスルへのプロペラシャフトが通る。
そのさらに左、長めのロッドはステアリングロッド。現行ハイリフトに比べると、かなり長く頼りない。
サーボは、左からステアリング、シフト、そして、一番左の空きスペースにスピコン用が設置される。
スピコン用サーボ上の空きスペースにスピコン、同じく下の空きスペース(四角い穴部分)にセメント抵抗が装着される。
写真左に見えるフレームが、かなりスッキリしてきた。
Mechanism box.JPG





いよいよ、このキットの心臓部、3段変速ミッションを降ろす。
さぞかし難しい作業になるのかと思ったら、外すビスは僅か2本のみ。
モーター前方のステーを外すと、ミッション後方はゴムブッシュを介してフレームに差し込んであるだけだった。
というワケで、あっさりとした作業で降ろされたミッションが下の写真。
左の写真、ミッション前方(写真では右)にはマブチRS-750SHモーターが見える。もっともポピュラーな540モーターに比べ一回り大きく、トルク重視型のモーターだ。ハイラックスシリーズでは、2代目と3代目に採用された。
ミッション後端から伸びる長めのプロペラシャフトはリア用。前方に伸びる短い方がフロントに動力を伝達する。
同じくミッション後端にはシフトロッド。このロッドが前述のメカボックス内のサーボと連結して、シフトチェンジを行う。
この写真では、セカンド(2速)に入った状態。リンケージを前方にスライドさせるとトップ(3速)、後方だとロー(1速)に入り、ローの時のみ、フロントへの動力を伝達、4WDとなる。
ちなみに、4WDシステムは、フロントハブに組み込まれたワンウェイクラッチによるもので、逆回転、つまりバック走行では4WDにはならないというのが、残念なところだ。
右の写真は、ミッションの拡大写真。溝部分に付着した、白い塗料のようなものはシリコンシール剤で、ミッション内部への水分やホコリの浸入、同時に内部からのオイル漏れを防ぐ目的で、説明書でも施工を指示されている。
ミッション本体は、工場組立済み状態で出荷されていた為、ユーザーが行う作業は、このシリコンシール剤の塗り込みと、プロペラシャフト等の装着のみ。
3-speed mission w.motor.JPG 3-speed mission #2.JPG








分解図も何もないが、後先考えずに、いきなりバラしてみた。
もう何もかもバラバラ。元に戻るかな。
ミッションケースは、イカの輪切りのように何個かのパーツに分かれている。
モーターのピニオンギアと噛み合う大きなギアは、意外にも馴染み深い樹脂製のものだった。
右の写真は、一番メインっぽいギア。これだけ見てると、とてもR/Cカーのパーツとは思えない。
右側の一部たいらに削られたシャフト部分に、リアのプロペラシャフトが連結される。
各軸受け部分にはメタルが組み込まれていて、フルベア化するユーザーもいるらしいが、メンテが面倒そうだし
ガタもなさそうなので、今回は見送った。
3-speed mission removing #1.JPG 3-speed mission removing #2.JPG






モーターの比較。
左がマウンテンライダーの750モーターで、右が現行ハイリフトの540モーター。
単体で見ても大きく、ズシリと重いが、こうして比べると、その差は歴然。親子みたい。
見るからにトルクのありそうなモーターだ。
750モーターのシャフトの先っちょにチラッと見えるピニオンギアは、圧入されているようで抜くことはできなかった。
どうでもいいけど、この手のモーターって、笑った顔に見えるよね。
750motor & 540motor.JPG







主要部品が降ろされて、まさに骨組み状態になったメインのラダーフレーム。
シャーシブラックなんかで塗装したら、実車のそれと勘違いしそうな勢いの完成度だ。
写真では、右奥が車体前方。現行ハイリフトのフレームは前から後ろまで真っ直ぐなフレームだが、
マウンテンライダーは実車に準じて、後方に向かって幅が広くなっている。
サイドから見ても、直線的ではなく、緩やかにカーブしたフレーム形状となっている。
クロスメンバーはフロントエンドも含め4本。中央の3個穴のあいたメンバーはミッションマウントも兼ねる。
その後ろに並んだ2本は共通部品だ。
Ladder frames #1.JPG







バラされたラダーフレーム。
このアングルだと、サイドからのフレーム形状が良く分かる。
写真左側が車体前方。
クロスメンバーのとなりに4個並んだパーツはダンパーマウント。実車のようにゴムブッシュを介してダンパーが装着される。
Part of frame.JPG









4本のオイルダンパー。
細めで頼りなさげだが、ラバーブーツが付き、雰囲気は良し。
さすがに、コイツらは20年の時の流れには勝てず、内部のシール類が全滅。オイルが漏れ、ヌケヌケ状態だ。
リーフスプリングも硬いので、走らせるとピョンピョン跳ねる。流行のクローラー車のような柔らかくしなやかな足回りとは次元が違うようだ。
まぁ、本格的には走らせないつもりなので、部品の入れ替えはしない方向で。
一番手前の1本のみ、ケースをコンパウンドで磨いてみた。少しは光っているが、プライヤーで挟んだようなキズが返って目立ってしまった。
Dampers.JPG








前輪に装着されていた純正のホイールとタイヤ。
タイヤ自体は、2WDのR/Cカー『ブラックフット』等と同銘柄で、特に珍しいものではないが、ホイールはマウンテンライダー専用。
同じシャーシを採用する2代目『BRUISER』のホイールとは違い1ピースに変更された。
前述したように、センターでロックナット固定ではなく、3本のビスでハブへ固定する。
ホイールデザイン上、いくつかの丸穴が開いているが、その穴のうち3個がビス穴になっていて、デザインを損ねないよう配慮されている。
メッキの剥がれ、大きなキズや割れも無く非常にキレイな状態だ。
サイズは、メジャーな2.2インチワイドサイズなので、現在発売されているタミヤ製タイヤはもちろん、クローラー系タイヤも使用可能だ。
写真だと状態が良さそうに見えるが、劣化と硬化が進みヒビ割れてしまっている。
Genuine tire w.wheel.JPG
Genuine tire #1.JPG Genuine tire #2.JPG







フロントエンドを除く、3本のクロスメンバー達。
上2本は荷台下、一番下はミッションマウントも兼ね、ミッション後端部を支える役割も担う。
キレイに見えるが、若干のクスミが見られるので、コンパウンドで磨いてみた。左の写真が磨く前で、右の写真が磨いた後。
真ん中のメンバーとミッションマウントが分かりやすくキレイになったかな。実物を触ると手触りが断然良くなった。
左下の写真はミッションマウントのドUP。ツルツルでしょ?赤い光はケータイカメラのインジケータLED。
右下の写真は、今回『磨き屋』に抜擢された『Holtsラビングコンパンウド』。自動車用の粗めのコンパウンドで、多少のサビならゴシゴシ取れちゃう。シンナーも強めなので、弱い塗装面をゴシゴシすると、たちまち塗膜が剥がれてしまうので、金属磨き以外では使わないようにしている。
Cross members.JPG Cross members (polished).JPG
Cross member A.JPG Rubbing compound.JPG







メインのラダーフレームも磨いてみた。
蛍光灯が反射するほどキレイになった。
ただ、今回の目的は現状復帰が基本なので、やたらにビカビカにはしないよう控えめにしとく。
Ladder frames #2.JPG








ヒビ割れが酷かったタイヤを交換。
あれこれ迷った挙句、もう一台の現行ハイリフトと同じ、プロラインのフラットアイアンに決定。今回は中古ではなく新品をおごった。
予想通り、2.2インチで間違いはなく、すんなりピッタリハマってくれた。ディスプレイがメインなので、タイヤとホイールは接着していない。
下の2枚の写真は、タイヤを外したホイールの内側の刻印。『1992』や『MOUNTAIN』など、当時を物語る文字列が並ぶ。
PROLINE Tire #1.JPG PROLINE Tire #2.JPG
Wheel inside #2.JPG Wheel inside #1.JPG







だいたいの部品の磨きやクリーニングが終わったので、組立作業に移るとしよう。
バラしていて気になっていたのが、ビス類の傷み。たび重なるメンテや走行で、ナメていたり削れていたりで、
だいぶくたびれていたので、全てのビス類を入れ替えることにした。
+ビスはナメりやすい気がしたので、写真のような、頭が六角のキャップスクリューを用意。素材はステンレス。
サビに強いし、強度も充分。元々重量級のキットなので重さは気にしない。六角ならナメにくいし、万一ナメてもプライヤー等で掴んで外せるはず。
最近のホームセンター(昔から?)はビスやナット類が1個単位から買える。便利になったもんだな~。
説明書後半の部品図をコピーして、そのホームセンターへ。同サイズのビスを全て調達。1個1個は何十円でも、数が数だけにそれなりの値段になった。
今回購入したのは、純粋にビスだけで、ナット類はそのまま。酷く傷んでいるものは、ストックしているスペアと入れ替えして対応した。
Cap screws.JPG








オリジナルに徹して、懐かしのスピコン仕様に…。
…とも思ったが、余り物でアンプ仕様にアップデートしてみた。
個人的にファンなので、メカは全てSANWA製。アンプはF2000、レシーバーは40MHzのRX431。
サーボも含めて、全てエントリーモデルではあるが、20年前のキットであることを考えれば充分に贅沢。
違和感なくメカボックス内に収まったので、全体の雰囲気も崩れなかった。
プロポは、所有する現行ハイリフトのものとクリスタルを入れ替えて共用。もちろんギアチェンジも可能。
ESC & Recever.JPG








そして、ついに、なんとか完成。とってもキレイになりましたよ。タイヤも新品になって、新車みたいだ。
R/Cカーの掃除って面倒だけど、横着こいてチマチマやるより、いっそのことバランバランにしちゃった方が、隅々までキレイになって良いかも。意外に気付かないトラブルなんかも発見できたりするし。
では、全体像から見ていただきましょう。上段の写真、左が斜め前からのアングルで、右が後ろです。
モーターからアンプへ伸びるコードはくたびれていたので、あり合わせの赤/白コードへ変更。フレームに沿わせてまとめた。
ミッション上のバッテリートレイにかかるゴムバンドは欠品していたんだけど、たまたま良さげな白いゴムバンドが余ってたので装着。逆にこっちがオリジナルかのような雰囲気で、しっとり馴染んだ。
後ろの写真、メカボックス上には本来、防水カバー付きの受信機スイッチが付くんだけど、カバーが欠品していたので、似たようなプラスチック素材(今回はDVDケース)を切り出して、ボックスのフタごと自作。
防水機能は失われたけど、上面が平らになってスッキリした。これで、ボディの荷台部分にオモチャっぽいスイッチが露出することもなくなった。ボックス後端のキャップスクリューを1本回せば開閉可能。
スッキリしたフタの上には、ABCホビーの『ステルスアンテナ』を装備。
下段の写真、左はシャーシ裏面の写真。前後のホーシングやアンダーガードなんかも適度に輝いてるでしょ。
プロペラシャフトの真鍮?金色部分は頑張ったけどあんまりキレイにならなかった。
メカボックスはプラモデル用の仕上げ用コンパウンドで磨いた。
右下の写真は、左フロント部分のズームUP。純正ビスと入れ替えたステンのキャップスクリューが良い感じ。
Chassis #1(LEFT).JPG Chassis #2(RIGHT).JPG
Chassis #3(UNDER).JPG Chassis w.cap screws.JPG







前後のホーシングの写真。左がフロント、右がリア。
アンダーガードには、若干の走行キズが入っているが、掃除&磨きでかなりきれいになった。細かな部分のビスまで、キャップスクリューへ入れ替えられているのがわかる。
タイロッドなどの黒い樹脂製アジャスターは新品へ交換。
リアホーシングもすごくキレイになった。ちょっとやり過ぎた感じもするが、写真の関係でかなり輝いているが、実際はもうチョイしっとりしている。
リーフスプリングと、ホーシングに挟まれた白い樹脂パーツは、海外メーカーから金属製のものも出ているようだが、今回は見送り。
Front axle.JPG Rear axle.JPG







ミッション周辺。
モーターは、錆びると困るので研磨は控えめに、軽く清掃したのみ。
ミッション本体は、白く残っていた古いシリコンシール剤を落として、隅々までひたすら研磨。見た目重視で透明のバスコーク(バスタブ用防水剤)にて防塵&防水処理。
欠品していた注油口のゴムキャップは、ホームセンターで仕入れたゴム製グロメットとボールジョイント、袋ナットを組み合わせて製作。純正よりメカニカルな見た目がGood。注油の際はグロメット部分は外さず、3枚目の写真のように真ん中のボールジョイントだけを抜いて作業する。グロメットの穴は絶妙な口径の為、ボールジョイントが自然に抜け落ちる心配はない。
3-speed mission #1.JPG 3-speed mission #3.JPG
3-speed misson w.rubber plugs.JPG







ボディは無いので、手持ちの現行ハイリフトのボディを乗せてみた。
細かなディティール変更はされているが、基本的な設計は当時と同じなので、無加工で違和感なしに乗る。
ホイールベースやボディマウントもピッタリ。現行ハイリフトはボディをビスで固定するので面倒だが、マウンテンライダーはスナップピンで3ヶ所留めるだけなので手軽だ。
ボディサイドのフレームの見え方がナイス。現行ハイリフトは真っ直ぐなフレームが高い位置にある為、このような見え方にはならない。注目すべきはシャックルの位置。現行ハイリフト系のシャーシでは前輪は車軸前方に、後輪は車軸後方にシャックルを配置しているが、写真のマウンテンライダーは、前後それぞれの車軸後方にシャックルを配置。実車と全く同じレイアウトなのだ。
写真では、良さげにストロークしているように見える足回りだが、リーフスプリングは硬く、ショックもヌケヌケなので実践では全く歯が立たないと思われる。
Side view w.body.JPG
Front view w.body.JPG Rear view w.body.JPG
Front sus #2.JPG Rear sus #2.JPG







一応終了したレストアだが、シャーシのみでの展示というのも色気がないし、かといって現行ハイリフトもボディは必要ということで、カスタマーサービスより新品ボディを取り寄せることにした。
スペアボディキットは発売されていないので、地道に部品図から必要なパーツを選ぶ。ビス&ナット及び、金具類は余り物で対処するとして、プラパーツのみを発注した。それでも価格は1万円を軽く超えた。
フロントボディ周り(白い大きな箱)は発注後、1週間程度で届いたのだが、Nパーツ(フロントバンパー等)とリアボディはメーカー欠品中で、Nパーツは2週間後、リアボディ(茶色の箱)に至っては2ヶ月後の到着となった。
ステッカー類も一応頼んだのだが、ほとんど使わないと思う。
面白かったのは、フロントボディよりリアボディの方が価格が¥200高かったこと。形はフロントの方が複雑なような気がするのに…なんで?
Tamiya-Box #1.JPG Tamiya-Box #2.JPG
Tamiya-Box #1'.JPG Tamiya-Box #2'.JPG









まだ未塗装だが、新品ボディを仮組みしマウンテンライダーに乗せてみる。
やはり、無骨なボディ形状なので、単色の方が似合う気が。このまま真っ白もいいなぁ。現行ハイリフトのボディを乗せた時とは、イメージが違って見えるから不思議。
フロント周りの写真、バンパー下のフレームの4つ穴、アンダーガードの3つ穴が個人的に好き。フロントバンパー内のウインカーレンズは、仮組みのため未塗装だが、クリアレンズのままでも旧車っぽくて良いかも。
荷台上のロールバーも無い方が荷台が長く見えるし、働く車っぽい。
ボディリフトをキャンセルして、1.9サイズのタイヤ&ホイールに変更しても面白そうだ。
さてさて、ボディカラーは何色にしようかなー?
Front view w.White body.JPG
Side view w.White body.JPG Side view w.White body'.JPG








大変長くなりましたが、マウンテンライダーのレストアは、これにて一旦終了。
ご覧いただき誠にありがとうございました。
まだ、ボディカラーが決まっておらず、未塗装のまま展示中ではありますが、その内、暖かくなりましたら塗装しようと考えております。
ボディ完成時には、またこの場で紹介したいと思いますので、宜しくお願い致します。



ではまた。




R/C Car [Mountaineer] ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。